カメオCameo

パトリシア・パルラーティPatriziaParlati

photo_Patrizia 1963年3月4日 トレ・デル・グレコ生まれ。巨匠、カルロ・パルラーティの次女。父親から彫刻技法を学ぶ。唯一カルロの作風を継承する存在で、名実ともに女流作家の第一人者。人物像など父親譲りの作品が特徴だが、近年では独自のテーマも取り入れて創作活動している。 作品を見る

フランチェスカ・イオビーノFrancescaIovino

photo_Francesca 1978年9月26日 トレ・デル・グレコ生まれ。トレ・デル・グレコ芸術学校卒業後、ナポリ大学ベレアートで学ぶ。カメオ彫刻は工房にて習得する。
絵画・彫像など創作活動を意欲的に展開している有力若手作家のひとり。女性像とフラワーモチーフが定番の彼女であるが最近では駿馬やフクロウをはじめとした動物、音楽など新しいテーマにも取り組みを見せている。また、カメオの創作概念ではいままで考えられなかったカメオコローレシリーズでは、鮮やかなアクセントカラーが、シックになりがちなカメオに華やかさと愛らしさを表現することに成功している。
今後、どのような作品をもたらしてくれるのか最も楽しみであり、期待できる作家である。
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ジョバンニ・トゥルコGiovanniTurco

photo_Giovanni 1957年9月29日 トレ・デル・グレコで4人兄弟の長男として生まれる。ナポリ芸術大学の彫刻科に入学。在学中に巨匠アウグレスト・ペレッソ教授と共に、彫刻家として美術展で多数の賞を受賞した。
その天才的な彫刻技術は群を抜いており、すでにカメオ彫刻家として最高の作家といわれる。力強い創造性と熟練の技が調和し、ソフトかつシャープ、大胆かつ繊細といった相反するイメージが立体的で独特の造形を見せる。彼のテーマである人物像の作品はトラディショナルなスタイルの中に人間本来の自然な 表情や動き、優しさが感じられる作品である。
研ぎ澄まされた造形力と豊かな感性は世界中から高い評価を得ていて、若手でありながらほかの作家の追随を許さないカメオ彫刻家として絶賛される一人です。
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