カルロ・パルラーティ CariloParlati

カルロ・パルラーティ

天賦の才−約束されたかのような芸術思想

カルロ・パルラーティはイタリアの太陽と青い海に抱かれるトレ・デル・グレコにて1934年に生れます。
彼の父アントニーノはサンゴ彫刻の職人でカルロの兄や弟もまた、やはり父と同じ道を歩むのですが、幼少時代から父の工房で兄たちと同じように過ごしたカルロは、独自の道を歩み出します。

ユーザーニーズに迎合し自身の創作意欲を封じるような作品の請負を拒む姿勢で立ち向かっていったのです。
腕利きのカメオ職人としての父や、市場の凡百の職人たちとは一線を画するカルロのほとばしる才能はやがてトレ・デル・グレコ芸術学校に進んでからもその創造性に磨きをかけていきます。そして更なる高みを求めナポリ芸術学院に入学するも、その独自の創造力や求道心とも呼べる探求心が学習環境に飽き足りるはずはありませんでした。人生に真摯に向き合うカルロはやがて自身を取り巻く世界の社会的現実、そしてとりもなおさず人間そのものの内面により鋭い観察の目を向けます。作家としての苦悩と天賦の才はあたかも約束されていたかのようにおのずと独創哲学の確立を求めたのです。

works

愛の双子 ゼフィロス風の神 プロメティウス(火の神)
ヘラクレスの勝利 ヴィーナス誕生 若者の賛美
花に包まれて 若者の賛美 花に包まれて
クロノス    

 

Series works

愛の双子 ゼフィロス風の神 プロメティウス(火の神)
ヘラクレスの勝利 ヴィーナス誕生 若者の賛美
花に包まれて 若者の賛美  

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